Cosmopolitan Culture HAIKU ACADEMY

コスモポリタン 国際カルチャー俳句 Cosmopolitan Express Club

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11月 霜月 November 2022 広島 Hiroshima 令和4年 俳句会 熊野 筆の里工房にて

11月 霜月 November 2022 広島 Hiroshima 令和4年

 

俳柳写経・禅  佳皇流儀
主催 佳風


俳句朗詠(haiku)
十一月描く心の筆の里                     ・・・・・・・・・・佳風(kahu)(広島 hiroshima)

眩しきは白きグランド子らの舞 ・・・・・・・・・・・・・佳千秋(kasensyu)(広島 hiroshima)

立冬が走ってこっちにやってくる      ・・・・・・・・佳音(kaon)(広島 hiroshima)
立冬よおぉ呼んでいるだれの声

星月夜カメラ片手に黒ビール          ・・・・・・・・・・淳(atsushi)(神奈川 小田原 odawara)

 

川柳朗詠(Senryū)
だるまさん起きて転んで微笑して  ・・・・・・・・・・佳風(kahu)(広島 hiroshima)

薄膜よ嘘の世界の地表かな         ・・・・・・・・・・・・佳千秋(kasensyu)(広島 hiroshima)

奴が来るだるまにうもれ煮込まれる  ・・・・・・・・佳音(kaon)(広島 hiroshima)
追われてるだるまにかくれてかめをくう

マスクせよワクチン打てよお国のため  ・・・・・・淳(atsushi)(神奈川 小田原 odawara)


 

 

わたり俳句(三人一句)

 

混沌微笑(kontonmisyou)シュールな三人一句

混沌微笑とは

佳香先生の創められた「わたり俳句」(三人一句)があります。
それにシュルレアリスムのエッセンスを取り込み、順番にではなく、
同時にそれぞれパートを考えて発表します。
前後を考えずに出現する予測不能な奇想天外な作品。
それをイメージし、俳画作成します。

俳画制作の時間制限は三分間。これがルール。作画途中でも発表です)
この手法を 「混沌微笑」と命名し、
令和元年に広島で世界初の「混沌微笑」宣言をしました。

 

 

三角の  ・・・・佳音

                   落ち葉が舞うよ  ・・・佳風

                                   そびえたつ     ・・・だるま

 

 

コスモ美術館 Completed haiga artist work(俳画家作品)

 

混沌微笑 俳画 「三角の落ち葉が舞うよそびえたつ」佳音

混沌微笑 俳画 「三角の落ち葉が舞うよそびえたつ」佳風



禅画「だるま」(佳音)

禅画「良き日」(佳風)

禅画「だるま」(佳風)

禅画「だるま」(佳音)

禅画「天命を聞く- 書素材・・・卜前-とほほ」(佳音)

 

 


広島散策 写真館

 

筆の里 熊野へ

あたたかき春の光に筆もたば如何にかよけむ老いのなぐさに 直七郎

筆の里工房

展覧会 だるまさんといっしょ

 

筆と文明

 

日本全国のだるまさんが・・・大集合・・・すなわち、勢ぞろい

甲骨文字

ひろしま

たそがれる・・・佳音禅師

 

 

11月のひろしま。熊野の筆の里へ。展覧会、「だるまさんといっしょ」

移動手段はバスとタクシーです・・・

熊野は宇宙の筆文化を支える工房ともいわれているようですが・・・


だるまさん。とても可愛いキャラクターとして、またアイテムとして日本の文化に定着しています。おみやげや、お祝いの品として。また雪が降れば、雪だるまってな遊びにも言葉がつかわれている事に気が付きます。およそ1500年前に、現在の中国で禅宗を広めたのはインドの達磨(だるま)さんでした。日本の白隠、仙厓などの禅僧は、絵を描きます。描いたのは「心(こころ)」。それはどのようなものか・・・。今回、それらをあじわいつつ・・・。詳しい書家の学芸員さんの説明(おかげさま)もあり、そのユーモラスな世界に浸り、読み解くことが出来たのです。(?)。すなわち悟りの心です。だるまさんといっしょにですね。〇

今回は、ご招待をいただき、ありがとうございました。

 

 

 


広島散策・・・いろいろ・・・

今年また美しい鯉と・・・恒例のおたのしみ

紅葉

大銀杏

広島城

千歳飴 七五三 

天守閣より 北

天守閣より 北東

天守閣より 南西 弥山

建築中

昭和十年三月建設〇〇〇

 

無限大を記号であらわす「∞」。際限なく大きくなるという事実であり、それすなわち煩悩。また、人の欲望と解くとどうだろう。さて、自分の周りに、宇宙へ人の欲望はどのように働きかけるのか。「ウロボロス」というのは自分のしっぽに噛みついて円になった輪。ギリシャ語の「ウーロボロス」これは尾を飲み込むという意味。つまり蛇が・・・。死と再生、永遠の命とも解釈できる。初めも終わりも無い円をながめて。〇〇〇。色々なものに見えてくる。自分の心はどうだろうか。

 

紅葉も美しいひろしま散策。街並みも色々と様変わりしていきますが、無常の理。そのなかでいろいろと感じます。そして素直にあらわしてみるのでした。描くのは・・・表現するのは素直な「心」こころ。

 

 

11月句会、朗詠させて頂きました。(佳風)

©Cosmopolitan Culture HAIKU ACADEMY 雀囀庵佳風