俳柳写経・禅 佳皇流儀
主催 佳風
俳句朗詠(haiku)
鵙の贄心こもるか菓子の銘･･････････････佳風(kahu)
mozunonie kokorokomoruka kasinomei
柿の実の実らぬ年の別れ酒
kakinomino minoranutoshino wakarezake
ふわふわと九月の風の音色かな･･････････佳千秋(kasensyu)
huwahuwato kugatunokazeno neirokana
モズが鳴き私が捜し父が撮る････････････佳音(kaon)
mozuganaki watasigasagasi chichigatoru
いとあまたみのむしふちゃく家のよこ
itoamata minomushihuchaku ienoyoko
川柳朗詠(Senryū)
駆け足で門を通った羊飼い･･････････････佳風(kahu)
sanchouno anoooiwaha noboremai
魚とりちいさいやつがすくえたよ････････佳音(kaon)
sakanatori chiisaiyatsuga sukuetayo
おひとり六連句(６renku solo )
１ 付着物その総体の意識かな･･････････佳千秋(kasensyu)
２ その中に閉じ込められし存在の
３ 怪我をして痛い体も窮屈だ
４ 生れ落ち悶え歩いて自嘲して
５ それもまた足もと照らす光りかな
６ また我も待ち遠しきは卒業式
混沌微笑(kontonmisyou)シュールな三人一句
俳句朗詠
宇宙旅行･････ヤパ
uchuuryokou
彼岸花咲き････佳音(kaon)
higanbanasaki
川の土手･････佳風(kahu)
kawanodote
九月は彼岸。真東から登ったお日様が真西に沈んでいきます。例年だと彼岸花を楽しむのですが、今年の川土手には見えません。川に稚魚を見つけて楽しみました。時々、墓参りに楽しみます。体に閉じ込められた命はいつの日にか解放され宇宙を自由に旅できるのでしょうか。心はいつも自由に旅をしたいものです。（佳風）
