俳柳写経・禅 佳皇流儀
主催 佳風
俳句朗詠(haiku)
赤色やクロガネモチの賞与の差・・・・・・・・・・・・・・・・・・・佳風(kahu)
akairoya kuroganemochino shyouyonosa
陽だまりの寒さ楽しき厚着かな ・・・・・・・・・・・・・佳千秋(kasensyu)
hidamarino samusatanoshiki atsugikana
小雪のときに家にて小説を ・・・・・・・・・佳音(kaon)
syousetsuno tokini ienite syousetsuwo
学校にまんりょう?せんりょう?なってるよ
gakkouni manryou senryou natteruyo
みかんたべおいしいおいしいおいしいな
mikantabe oishiioishii oishiina
川柳朗詠(Senryū)
はやぶさのりゅうぐうからの玉手箱 ・・・・・・・・・・・・佳風(kahu)
hayabusano ryuuguukarano tamatebako
めざすのは初段がんばれごりおしか ・・・・・・・・・・・・佳音(kaon)
mezasunowa syodanganbare gorioshika
よくやった色検わいわいよくやった
yokuyatta shikiken waiwai yokuyatta
ハントマンリンゴの皮と指の皮
hantoman ringonokawato yubinokawa
おひとり七連句(7 renku solo )
1 生れ落ちすべて忘れて零歳か ・・・・佳千秋(kasensyu)
umareochi subetewasurete reisaika
2 いよいよの一歩あゆみて拍手うけ
iyoiyono ippoayumite hakusyuuke
3 生意気な言葉を覚えて五歳かな
namaikina kotobawooboete gosaikana
4 生き生きと四六時中の煩悩と
ikiikito sirokujityuuno bonnouto
5 七転び二転三転八起きかな
nanakorobi nitensanten yaokikana
6 人生は想定外の右往左往
jinseiha souteigaino uousaou
7 我々は九重の謎に包まれて
warewarewa kujyuunonazoni tsutsumarete
混沌微笑(kontonmisyou)シュールな三人一句
川柳朗詠
けろんけろ ・・・・・よっしー
keronkero
ついにやったぞ ・・・・佳風(kahu)
tsuiniyattazo
たちあがれ ・・・・・佳音(kaon)
tachiagare
今年のコロナ渦に20年前の世紀末を連想します。当時は大騒ぎしましたが何事も無く、その渦は今やって来たかのように思えます。20年という時間で私も人生を振り返ります。幼少期からの20年はゆったり初体験、つづく20年は「えっ?」 と思うほどあっけなく過ぎ去りそうです。その全てが記憶という一瞬、こんなにも人生はみじかいものだったかと。希望と絶望を編みながら右往左往、今から20年も戦いの連続か・・・。(佳千秋)